少し前、簡単に視力回復ができるとしてブームになった、レーシック手術。
レーシック手術とは、簡単に言えば、近視を治療するためのものであり、目の表面の角膜にレーザーを照射し、角膜の曲率を変えることにより視力を矯正するというものです。 アメリカでは年間130万人以上がレーシック手術を受けており、日本でも2001年1月、厚生労働省の認可を受けて以来、レーシック手術は私たちにとってより身近なものとなりました。 レーシック手術の効果には個人差があるものの、手術を受けた90%以上の人が裸眼視力1,0以上になるそうです。
またレーシック手術は、検査、説明、手術を含めても3,4時間と短時間で終わり、価格についても、手術数や手術医院の増加に伴い、当初に比べ手ごろになっています。 価格はそれぞれの病院によって違うものの、近年では、安いところで両目10万弱~高いところでも50万ぐらいです。
そのため、目が悪い人や、めがね・コンタクトを使用している人にとって、レーシック手術とはやはり魅力的なものであり、あるクリニックが実施したレーシック手術に関するアンケートでは、約8割の人がレーシック手術に興味があると答えています。
しかしその反面で、術後の異常が心配である、目にメスを入れるのが怖いなどの理由から、手術を受けたくても踏み切れないのが現状であります。
事実、レーシック手術後、合併症として、ドライアイになる、物が二重に見える、また術前よりも視力が低下するなどという事例も報告されています。
また、日本のとある病院の医師が、経費削減のため、刃の交換や手袋の装着、手術道具の消毒等を怠り、レーシック手術で患者に感染症を発症させるという事件を引き起こしました。 そして、発症者がでた後も現状を改善することなく、被害は拡大したそうです。
今後、手術時間の短さや、価格が安くなるにつれて、レーシック手術は日本人にとってより身近なものになると思われます。
だからといって、それほど知識がないままにレーシック手術を受けるのは危険です。 レーシック手術を考える際には、きちんと知識を身に付けましょう。